【六つの善行】でこの世を悟りの境地へ

お彼岸とは日本の雑節の一つで、春分・秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、
その前後各3日を合わせた7日間がお彼岸の期間となります。

2020年の秋分の日は9月22日(火)ですので、
お彼岸の期間は 9月19日(土) から 25日(金) となります

もともと日本では季節の変わり目には、豊穣を祈るさまざまな信仰がありました。 
平安時代初期から朝廷で行われ、江戸時代に年中行事化されたという歴史があります。

平安時代に記された歴史書『日本後記』によると、806年に彼岸会が行われたという記録があります。また聖徳太子の時代からともいわれています。 

一方、お彼岸の時期にお墓参りに行くという習わしがはじまったのは、
江戸時代の中期以降といわれています。
気候もよく、江戸っ子たちにとっては、格好の娯楽としての意味合いもありました。

またこの頃、六阿弥陀参りといって、
彼岸の時期に6ヵ所の阿弥陀仏をお参りするということも流行ました。

地域によっては、春分の日、秋分の日、もしくはお彼岸期間中の1日を選び、
午前中は東に、午後は西に歩くことで、太陽のお供をするという「日迎え」「日送り」。
お彼岸の時期に山に登る「彼岸籠り」。
また、お盆と同様に、火を焚いて先祖の霊を招くという習わしもありました。


これらが融合することで、
お彼岸が死者を供養する日という意味を持つようになったと考えられています。

秋分の日は「国民の祝日に関する法律」で
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」と定められました。

お彼岸に信仰的な行事を行うのは、世界中でも日本だけの風習といわれています。 
この時期、仏教では、極楽浄土に想いをはせ六つの善行を積むべき大切な時期とされています。 

六つの善行とは、
この世に居ながらにして彼岸に至るための六つの修行のことですが、

本当の意味はカルマを成就して、一人ひとりが霊的に成長するために修める行いなのです。 

・見返りを求めず、正しい分かち合いを行うこと

・原因と結果の法に生き、与える者が与えられること

・身に起こることすべてを愛で成就させること

・正直、誠実、無執着を続けること

・いまここにあり続けることで平常心を保つこと

・人、自然、神はひとつである、真理を正しく見極めること 

六つの善行を実践すれば、
カルマを成就し、こころ豊かな日常を過ごすことが出来ます。 


お彼岸とは、ご先祖様に感謝を捧げるだけでなく、
私たちがこの六つの善行を実践し、この世が悟りの境地になるように生きることなのです。 


お彼岸の期間に自宅でできる塩盛りをご紹介します。


お墓参りに行けない方はこの塩盛りをして差し上げると先祖の皆様はお喜びになられます。
お墓参りされる方も塩盛りされると喜ばれます。

【準備するもの】
お盆(半紙がのる大きさのトレー)、半紙、筆ペン、波動の塩450g1袋

【半紙に書く内容】

天津神元神
〇〇の先祖代々の御霊達(自分の父方)
〇〇の先祖代々の御霊達(自分の母方)
〇〇の先祖代々の御霊達(婚姻相手の父方)
〇〇の先祖代々の御霊達(婚姻相手の母方)
感謝と過去一切のお清め


【塩盛りの期間】
〜9月25日(金)まで

【片付け】
塩盛りの期間が終わりましたら、お塩は水に流します。
(台所でもどこでも流せるところで) 
半紙は四つ折りにして、火で燃やします。
部屋の中で燃やす時は、
台所でフライパンの上で換気扇を回しながら火をつけます。
終わりましたら水をかけてから灰は流します。 

【祈り】
期間中は縁あるすべての御霊達を意識して祈ります。
お持ちの祈り文を使ってください。


みなさまとご家族にとって、日々の健康とご多幸をお祈り申し上げます。 


大上院勝 

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